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臨床工学科

当院の臨床工学科の紹介です。

Medical engineer

臨床工学技士は、医療機器が高度化・複雑化する医療の現場において、医学と工学の知識を有する医療機器の専門職として医療の重要な一翼を担っています。
当院では10名のスタッフがおり、様々な分野で他のコメディカルスタッフと協力しながら医療機器の保守・管理や準備・操作などを通じて、安全で質の高い医療に貢献しています。
24時間オンコール体制をとり、緊急性の高い検査・治療や機器のトラブルにも対応しています。

医療機器保守管理業務

院内で使用されている汎用性の高い医療機器(輸液ポンプ、人工呼吸器など)を当科で中央管理しています。医療機器の貸出管理・保守点検などを行い機器の効率的な運用、安全性の確保・向上に努めています。医療機器の年間点検スケジュール管理や各種点検記録の管理もおこなっています。

血液浄化関連業務

透析センターには25床のベッドがあり、夜間透析も行われています。
医師や看護師と協力しながら穿刺・返血などをおこなうほか、透析センターで使用されている監視装置・水処理装置など機器類全般の準備・操作・保守・管理をおこないます。また、緊急で行われることの多いCHDFやエンドトキシン吸着療法、血漿交換などの特殊な血液浄化療法にも対応しています。

血管造影室業務

循環器内科・脳神経外科・放射線科・泌尿器科などで行われるカテーテル検査・治療に対しサポートしています。
検査や治療で使用される様々な機器類の準備・操作・保守・管理を行っています。重傷な症例では補助循環装置の準備・操作にも対応しています。また検査や治療データのレポート作成・報告・管理もおこなっています。

植込みデバイス関連業務

ペースメーカやICD・CRTなど植込みデバイスの植込みや交換手術に対応してサポートをおこなっています。
退院後の定期的なクリニックでも各種動作チェックやデータ管理・スケジュール管理もおこなっています。

手術関連業務

手術・麻酔で使用される特殊な医療機器類の保守・管理や準備・操作をおこなっています。
また、心臓血管外科手術で使用される人工心肺装置や関連機器の準備・操作のほか、心臓血管外科手術全般をサポートしています。最近増加してきている内視鏡手術は準備や操作が煩雑なためサポートを強化していきたいと考えています。